ヤン富田@リキッドルーム

夕方から、リキッドルームヤン富田さんのライブへ。
ヤンさんのことは全然知らなかったが、音楽に詳しいS先輩から強くおススメされたので当日券で入場。
音楽によるアシッドテストとか、脳波の音への変換とそれに対する機械音の反応から成る「人間と機械の対話」、
立体音響、機械によるランダムなベースのメロディー、スティールパンやギターのン生演奏等、盛りだくさんの内容。
とにかく「1日中音楽について考えている」というヤンさんが格好よかった。
「機械だって泣くんですよ」というMCが印象的だった。
曲目で言えば、電子音の「Love Songs」が良かった。浮遊感のある電子音が切なく聞えた。
いつかあらゆる意味で人間よりも優れたアンドロイドみたいのが実現して、当然彼らは感情も持っていて、
彼らが人間を語る時に、「人間だって恋するんですよ」というんじゃないかという気がした。
18時から23時まで、たっぷり5時間の長丁場を立ちっぱなしだったので最後の方はさすがに疲れてしまった。
その後Sazanamiで4時位まで飲んで踊って。雨の中自転車で帰宅。

次の日、23日は一日中雨。一日中ベットでゴロゴロ。
18時過ぎ、小降りになってきたので、学芸大学Syncまで夕食をとりに出かける。
肌寒いので、春によく来ていたブルゾンを引っ張り出したらポケットに煙草が入っていた。
帰りに寄ったブックオフで105円の漫画を4冊と500円の漫画を1冊購入。
漫画を選んでいる時、昨日ライブで合流したS先輩からラインでメッセージ。
「しかしよかったねー」
24時間前のライブの感想だ。
1日反芻していたんだろうな。喋る時も独特のテンポのS先輩らしい気がした。
家に戻ってさっき買った漫画から1冊を読んだ。魚喃キリコさんの短編集。
その後でベランダに椅子を出して、UAの悲しみジョニーを聴きながら、さっき出てきた煙草を一本吸った。虫の音もよく聴こえた。
主に自分の人生について取りとめのない物想いに耽っていた一日の終り。
とくに結論はないけれど、最後の最後で今日から秋、という感触を得た。